スペイン旅行(2)

※スペイン旅行(2)-2004.4.6-

昨夜就寝したのは23:30頃だった。 06:00モーニン
グコールで目が覚める。 移動の疲れの為か、ぐっすり
と眠ることが出来た。 

今日は、午前中バルセロナ市内観光、昼食後バスでバ
レンシアへ行く予定なので、ス-ツケース内の荷物を整
理して07:00までに、部屋の外に出しておかなければ
ならない。 洗面を済ませて、荷物の整理と結構忙しい。

07:00過ぎ、ホテル内のレストランに行く。 レストラン
入り口前のロビーに絵画が沢山飾ってある。 現代画
は本物のようだが、古典絵画は複製である。 その中
に、500号はあろうか、ディエゴ・ベラスケスの『ウルカ
ヌスの鍛冶場』(複製)があるのには驚いた。 原画は
プラド美術館にある筈である。

ビュッフェ・スタイルの朝食を済ませ、一旦部屋に戻る。
といって、ゆっくりしてはおられない。 TVを一寸見た
だけで、フロントに下りて、チェックアウトを済ませる。

08:00バスで市内観光に出かける。 バルセロナ市
内の建築物で、波打った変わった建造物は殆ど、アン
トニオ・ガウディ(1852~1926)の設計によるもので
ある。

地中海を望みながら、バスは丘を登っていく。 丘の
中腹にあるグエル公園に08:25到着する。 当然の
ことながら一番乗りで、他の観光バスは見あたらない。

グエル公園

 この公園は1900年から1919年にかけてガウディ
 により設計・造成された分譲住宅地であった。 とこ
 ろが、あまり人気が無くて、売れたのは僅かに3戸だ
 け。 しかも、そのうち2戸はスポンサーのグエル氏
 とガウディだったという。 

 つまり、分譲住宅地としては最悪の結果で、仕方なく
 1922年から市の管理する公園になってしまった。天
 才の芸術は、なかなか理解されなかった訳である。

 ガウディのオリジナリティを遺憾なく発揮した楽しい公
 園で、波打つようなセラミック・ベンチの大テラスや、
 テラスを支える「百本柱」(本当は86本)の空間など、
 ここには夢とおとぎの世界がある。 

公園内をぞろぞろと入っていく。 門はあるが、既に開い
ていた。 斜面に出来た道路は、ローマの水道橋をイメ
ージして造った感じである。 ガウディが住んでいたとい
う家は、意外に普通の家であったが、門扉は変わって
いた。 

公園の中心にある大テラスは、セラミック・ベンチで囲わ
れている。 陶器もわざわざ焼いた物では無くて、破損
品を上手に組み合わせて、芸術品に仕上げているのは
流石である。 このテラスから眺める市街地は、まさに
絶景である。 

ホテル内レストラン入り口・バルセロナ

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同上入り口手前のロビーに、ベラスケスの名画『ウルカヌスの鍛冶場』(複製)

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アマリリスの鉢植え(ロビー)

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バルセロナ市内・車窓より

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ガウディ作の建物・車窓より

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追加画像は下記をクリックして下さい

グエル公園入り口・バルセロナへジャンプ

<お知らせ>

風邪を引いてしまいました。 風邪が原因か分かりませんが、
顔や手に湿疹が出来かゆくてたまりません。 同時に左目も
不調です。 ということで9時頃から内科、皮膚科、眼科を
廻ります。

暫く療養に専念するため、約10日間そちらにお伺い出来な
くなりました。 ご容赦下さい。

日記は頑張って極力更新する積もりです。




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